原題:Escape From Tommorrow
ジャンル:ホラー/パニック
公開年:2013年
監督:ランディ・ムーア
出演:ロイ・エイブラムソン、エレナ・シューバー、カテリン・ロドリゲス
こんな人にオススメ
この映画はB級映画です。クソ映画好きな方にはオススメできますが、それ以外の方は見ないことをオススメします。
この映画の楽しみ方を強いてあげるとすれば仲のいい友達と一緒にお酒を飲みながら映画の粗を探すといった方法ですね。
仲間との親睦を深めたい方にはちょうどいいのかもしれません。
映画の紹介
まずこの映画のあらすじを紹介します。
中年男とその家族は休暇でディズニーランドを訪れていました。
楽しい旅行となるはずが、男は妄想に憑りつかれ、奇妙な体験を繰り返していきます。
そこへフランス美女2人が目の前に現れ、夢の国で、想像もできないような境遇に遭遇するのでした。
この映画は米カルフォルニア州ディズニーランドの園内での撮影シーンを含んでいますが、無許可で撮影が刊行されました。商業目的のビデオ撮影は禁止されているので、まだウォルトディズニーに訴えられていないのが奇跡です。
そのため「エスケイプ フロム トゥモロー」では最低限のシーンをパーク内で撮影し、あとは別撮り、CG背景での撮影がされています。
この映画は最初から最後まで白黒映像です。
建前上はレトロ感を演出したかったのでしょうが、おそらく映像の粗さを隠すためだと思います。なので多少は見やすいです。
映画を観た感想
映画の出来は大変お粗末だと感じました。
脚本が意味わからなすぎます。
設定丸投げで物語が進んでいきます。
ここからは、皆さんがこの映画を観ないことを前提にお話ししたいと思います。
園内で猫インフルエンザという奇病が蔓延します。
蔓延しているというか主人公の中年男しか発症しません。というかいつ発症したのかすら曖昧です。
まず園内に入った時点で中年男は人形ににらまれるなどの妄想に憑りつかれます。
この時点で発症したのかと思いきや、後々フランス美女から変な液体を吹き付けられるシーンがあり、ここで発症したんだ!みたいな回想に入ります。
では、園内には行ったときの症状は何なのか、、、なぞいです。
アトラクションの地下で秘密の研究員らしき人に攫われるのですが、その目的が意味わからないです。
理由についてはセリフで語っているのですが、その詳細がシーンの前後で一切触れられていません。組織や陰謀についてほのめかしておきながら何もなく映画は終わります。
完全に自己満足でストーリーが進んでいってました。
ベッドシーンはやる気なしです。
映像にケチをつけると
パーク内での撮影はただのホームビデオにしか見えないし、たまにはさんでくるCG背景のシーンはとても安っぽいです。光の調節も古っぽいしとても2013年の映画とは思えませんでした。
世の中にはいろんな映画があるなと改めて思った映画でした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。