【クソ映画】「サファリ」の感想。全てが雑で学芸会レベルでした。

こんにちは、ポテト太郎(@cconvat)です。


今回はクソ映画レビュー第3弾です。
U-NEXTを漁っていたところ見つけたんですが、今回ご紹介するのは「サファリ」です。

ブログのネタにちょうどいいかもと思い、時間の無駄使い上等で観させていただきました。

それではどうぞ~

基本情報

原題:SAFARI
ジャンル:ホラー/パニック
公開年:2014年
監督:ダレル・ルート
出演:キム・アーゲツィンガー、ロッキー・マイヤーズ、クロエ・カービー
上映時間:81分

こんな人にオススメ

B級映画が好きな方にオススメです。
しかし、観た後にはため息しか出ないので観るのであれば覚悟して観てくださいね。

あらすじ紹介など

「サファリ」はどう猛な野生動物が住むサバンナに取り残された観光客の恐怖を描くホラーパニック映画です。

この映画のあらすじを紹介します。
南アフリカのサファリツアーに参加したアメリカ人観光客たちは大自然の風景を満喫していました。

ライオンを見るために立ち入り禁止区域へと突き進んだ彼らはそこである少女に出会います。

けがをしていた彼女を助けるために戻ろうとしたところ、車が事故により動かなくなり、頼みの綱である現地ガイドも毒蛇にかまれ死んでしまいます。

大自然に取り残された彼らは果たして無事に帰ることができるのでしょうか。

映画を観た感想

映画を観るときって大体無意識にでもだいたいどんなストーリーが展開されるのか想像すると思うんですが、この映画は悪い意味でその想像を裏切ってくれます。


というのもジャケットからして凶暴な動物たちが襲い掛かってくるのを想像していたのですが、期待していたものは見れませんでした。


お粗末な展開をなるべくわかりやすくお伝えしようと思います。

現地ガイドがクソ

観光客を案内するためにスタッフが2名同行します。
一人はベテランでサバンナを知りつくりしていますが、もう片方は新人で全く使えません。
このベテランが車を運転しているのですが、ライオンを見るために立ち入り禁止区域へわざわざ行くことを提案します。
まずこの時点でガイド失格です。

その後、車が何かに乗り上げ、車輪が壊れてしまいます。
直すための工具が用意されているかと思いきや何もありません。

さらにはべテランガイドが毒蛇に襲われ、瀕死の状態になってしまいますが解毒剤も一切準備されていないため、結局死んでしまいます。

普通、最低限の備えはしておきますよね?
間抜けにもほどがあります。

リスクマネジメントの一切ができていないガイドでした。

ほとんどが事故死

観光客の半分は不慮の事故で亡くなります。
持病らしい症状が悪化したり、崖から落ちたり、銃が暴発したり、ギャングに撃たれたり、いったいいつになったら動物に襲われるのか。凶暴なライオンが襲ってくるシーンを期待していましたが一切そんなものはありません。
引用(http://eiga.com/movie/79362/)

周りをうろうろするごく自然な動物しかいません。

やっと襲われたと思ったら暗視のカメラでぼかされたり、ハンドカメラの特性を生かしてわざとブレさせてあたかも動物が凶暴であるように見せているだけでした。

個人的にはCGを使ってでもちゃんと凶暴化した動物を見せておいたほうが良いと思いました。

不可解なストーリー

観光客一行は途中で迷子の少女と出会います。
彼女は英語が喋れず、コミュニケーションがまともにとれません。
しかし、物語が進むと急に英語をしゃべりだし、普通に会話しています。
英語を短時間で覚えたにしては早すぎますし、撮影中に設定が忘れ去られたんだと思います。
引用(http://eiga.com/movie/79362/)


また、ヘリが上空を通過する瞬間があり、手を振って助けを求めようとするのですが当たり前のように無視されてしまいます。

しかし、この後のシーンで再度自分たちの居場所を知らせる場面に遭遇するのですが、なんと発煙筒を使っているのです。

え?ヘリに発煙筒で居場所知らせればよかったんじゃね?

なぜヘリに対して発煙筒を使わなかったのか不思議でなりません。

まとめ

  • 全然動物がどう猛じゃない
  • 全然動物に襲われない
  • 登場人物がバカばっか
  • 設定がブレブレ



こんなひどい映画もあるんだなと思いました。
いつも見ている素晴らしい映画たちの脚本がいかに考えられているのか、より際立って感じられるでしょう。


最後まで読んでいただきありがとうございました。