「2ガンズ」の感想【ネタバレなし】。主演2人がナイスコンビ過ぎた。

引用元(http://eiga.com/)

原題:2Guns
ジャンル:サスペンス/アクション
公開年:2013年
監督:バルタザール・コルマウクル
出演:デンゼル・ワシントン、マーク・ウォールバーグ

こういう方にオススメ

デンゼル・ワシントンマーク・ウォールバーグが好きな方は必見の作品です。
息ぴったりの演技で、ジョークも軽快です。

また、銃撃戦が多く、爆発シーンも含まれており、迫力満点です!!!
アクション映画好きな方にも十分オススメできます。

あらすじ

麻薬取引局のボビー・トレンチ(デンゼル・ワシントン)と海軍犯罪捜査局のマイケル・スティグマン(マーク・ウォールバーグ)はお互いの身分を隠したまま、麻薬王のパピ・グレコの下で潜入捜査をしていました。

ある日、潜入捜査に協力してくれるトロがグレコの資産を盗もうとして殺されていしまいます。復讐の為に二人は銀行に預けてあるグレコの資金300万ドルを強盗しようと計画し、町の銀行を襲います。
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しかし、そこにあったのは4300万ドルという大金でした。
いったいこのお金の正体は何なのか、そしてお金を盗んだボビーとスティグマンの運命はいかに、、、

大金をめぐって麻薬取引局、麻薬組織、海軍犯罪捜査力、CIAが絡んだ4つ巴の争いに発展していくのでした。

感想【ネタバレなし】

映画を観終わった後の感想としては
とにかく派手です。
銃撃戦やカーアクションが多く、それに伴って爆発のシーンも増えているといった感じです。

麻薬戦争を題材にした映画がいっぱいありますが、「2Guns」はそこまで麻薬戦争の巨大なスケールは扱っていないです。
もう少し内輪で規模の小さい争いをしているといった印象でした。
それはそれでアクションが描かれやすいので良さでもあります。


「ボーダーライン」というドゥニ・ヴィルヌーブ監督作品はメキシコの麻薬カルテルについて描かれており個人的にはこちらのほうが好きです。



しかし、「2Guns」は映画的に残念に思ったところのほうが多かったですね。今からそれをお伝えします。

今作はW主演でありますが、どちらかというとボビー寄りの視点が多く、若干スティグマンが脇役といった描かれ方をしています。「2ガンズ」というタイトルなのでもうちょっとスティグマン側のバックボーンも欲しかったですね。
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ストーリー展開は早いので、途中でわからなくなり、巻き戻したりして観てました。
映像の派手さに注力されていたためか若干脚本に粗さを感じました。
事実が強引だったり、登場人物がその行動を起こすには動機が弱いなと思う所もちらほらありました。


ネタバレしない範囲でお伝えしようと思いますが


ボビーとスティグマンが慕っていたであろう麻薬組織の一員であるトロが殺されます。
トロの弔いのため銀行強盗をしようとスティグマンが話を持ち掛けるのですが、
トロがどういう人物なのかは一切語られません。


ましてやトロが生きているシーンやボビーやスティグマンにとってどんな存在であるかが全く描かれていないのです。


そのため銀行強盗というリスクを冒してまでトロを弔いたいという背景が見えませんでした。
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とはいえ、大金が宙に舞うシーンは興奮しました!!
興味がある方は是非観てみてください。




最後まで読んでいただきありがとうございました。