「シンクロナイズドモンスター」の感想。コンセプトが斬新で面白い映画でした。

こんにちは!最近U-NEXTにはまっているポテト太郎(@cconvat)です。



今回は劇場公開以降、個人的にずっと気になっていた作品をご紹介します。


それは、「シンクロナイズドモンスター」というアンハサウェイ主演の映画です。


過去にキャリアウーマンやCEOなどの凄キャラに扮してきた彼女ですが、今回はアン・ハサウェイ史上最もダメダメなキャラクターを演じています。実にシュールです。


それではどうぞ~♪


基本情報

引用(http://synchronized-monster.com/)

原題:
Colossal
ジャンル:SF
公開年:2017年
監督:ナチョ・ビガロンド
出演:アン・ハサウェイ、ジェイソン・サダイキス
上映時間:110分 

こんな人にオススメ

なんといってもアン・ハサウェイが好きな方にはぜひオススメです。



普段彼女が演じているのは魅力的で力強い女性像が多いですよね。
「プラダを着た悪魔」とか「マイインターン」とか「レ・ミゼラブル」などなど。



しかし、今回は彼氏に家を追い出され、無職のアル中ダメ女役を熱演しています。
逆に魅力的というか親近感がわいてきますよー。
彼女のいつもと違う役どころに注目です!

どんな映画?

「シンクロナイズドモンスター」は韓国に出現する怪獣となぜかシンクロしてしまう負け犬女性を描いたSF映画です。
アン・ハサウェイが主演、製作総指揮を務めた渾身の一作です。
実はこの映画には彼女自身の印象転換を起こす役割があったようです。
いつのまにかネットで叩かれるようになってしまった彼女の評価を一変しようとしたら怪獣映画が出来上がったわけです。



製作の背景を知れるとより、映画が楽しめますよね。



それでは簡単なあらすじを紹介します。

アン・ハサウェイ演じるグロリアは職を失い、毎晩のように酒に溺れていた。
あまりの暴走っぷりに同棲中の彼氏に家を追い出されてしまう。

失意の彼女は自分探しのために生まれ故郷へ戻り、実家で暮らし始める。
その頃、韓国ソウルで巨大怪獣が暴れまわるというニュースを目にする。

その映像を見たグロリアはある異変に気付く。
なんと彼女の動きと怪獣の動作が全く一緒だったのだ。
真相を知った彼女はいったいどうするのか、、、
引用(http://synchronized-monster.com/)

映画を観た感想

この映画は主人公グロリアがどん底人生に向き合っていく力強い作品です。



最初ポスターや予告編の感じだとコメディ映画っぽく見えるんですが、ストーリーが進むにつれて、想像とは別の展開へと発展していきました。
テーマは単純そうで意外と深いと感じました。



怪獣の出現前と出現後でグロリア自身もそうですが彼女を取り巻く周辺環境も大きく変化していきます。
穏便で優しい人が突然悪魔のような性格に豹変したり、殺風景な部屋にも家具が増え、風景も徐々に豊かになっていくのです。



そういった感情の変化を、脚本だけではなくセット(美術)を通して表現しており非常に面白かったです。



この映画は怪獣が出てくるということで特撮シーンも多いかと思ったのですが、思ったほど多くないです。むしろ、人間同士の争いや映画美術的な変化が見所です。

まとめ


  • ダメかわいい、レアなアン・ハサウェイが見れる
  • 登場人物の感情変化が無意識に感じ取れる工夫がされている
  • 終中盤の激動展開に注目!



最後まで読んでいただきありがとうございました。