《臨場感あふれる映像と、緊迫感がたまらない》ローン・サバイバー


原題:Lone Survivor
ジャンル:戦争/ドラマ
公開年:2013年
監督:ピーター・バーグ
脚本:ピーター・バーグ
原作:マーカス・ラトレル、パトリック・ロビンソン
出演:マーク・ウォールバーグ、テイラー・キッチュ、エミール・ハーシュ、ベン・フォスター、エリック・バナ

この映画は実話を基にしたノンフィクション映画になります。

アメリカ特殊精鋭部隊Navy SEALsのレッドウィング作戦について描かれています。
2005年6月に決行されたこの作戦はアサインされた20人中1人しか生還できなかったシールズ史上最悪の作戦と位置付けられています。

失敗した作戦なのでシールズ的にあんまり公にしたくなかったんじゃないでしょうか。
よく映画化できましたね。

この映画を個人的にまとめると

  • 実弾が飛び交ってるのかと思うくらいリアルな戦闘シーンは圧巻
  • チームの一人一人を家族として想う姿に涙
  • 本当の強さとは何かを考えさせてくれる
という作品でした。

シールズの作戦を描いた作品は多くありどれも好きなのですが、特にこの作品は戦場のリアルが伝わってくる素晴らしい作品です。

撮影と音声がすごい。
ぜひヘッドフォンをつけて観るべし


まず、銃声がとても銃声らしいです。
弾の重みがありスピードを感じさせるような音の高さです。
他の映画と比べても段違いでビビります。
しかし、一番驚愕したシーンは断崖から飛び降りる場面です。

え?、、どうやって撮影してんの、、ってなります。

確実に勢いを持って転がってるんですよね。
岩とかに体を打ち付け砂埃を立てながら、下へ落ちていく、、、
あまりの痛々しさに観るのを止めようかと思ったぐらいリアルな映像です。

全てを支えているのは家族愛と友情

映像のきれいさ、音響の素晴らしさを引き立たせるのはやはり脚本ではないでしょうか。
登場人物一人ひとりに愛着が湧きますし、キャラクターとしても悪くないです。
シールズでは自分よりも相棒を守り抜く精神が備わっており、その姿が映画の中で見て取れます。
こういう人間になりたいと思うばかりです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。